少し旧聞になってしまうのですが、新学術領域研究「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」のパンフレットを作らせていただきました。
地下で宇宙…?と少し不思議な気持ちになるかもしれませんが、地下は宇宙から飛んでくる宇宙線に由来するノイズの影響が少なく、素粒子実験をするにはとっても好都合な場所です。例えば岐阜県飛騨市の神岡鉱山の中では、スーパーカミオカンデやカムランドなどのたくさんの素粒子実験が行われています。
そんな地下から「物質はどこから来たのか?」「星・銀河はどのように作られたのか?」「元素はどのように作られたのか?」「どのように地球に行き着いたのか?」という疑問に答えようとしているのです。
普段のひっぐすたんの雰囲気とはちょっと違う真面目なパンフレットですが、全文は下記のPDFで見ることができますのでよろしければ覗いてみてください。「地面の下から宇宙を知る」なんて不思議なことを全力でやっています。
https://www.lowbg.org/ugap/files/ug-pamphlet_final.pdf
地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化のサイトはこちら。
昨年の領域研究会を見ながら描いたイラストたちがこちら。
素粒子はかわいい。素粒子のイラストやマンガを描いています。博士(理学)