東京のお台場にある日本科学未来館。いろいろなサイエンスに関する素敵な展示を見たり体験したりすることのできる、とてもとっても楽しい施設です。そんな日本科学未来館の常設展示が新しいものになるそうで、しかもその内容がマルチメッセンジャー天文学量子コンピュータに関するものという今の流行りのど真ん中!ということで、素粒子なメディア(?)ひっぐすたんとしてその内覧会にこっそりとお邪魔してきました!

今回はあまり多くは語らず、写真メインで日本科学未来館の楽しいところをお伝えできればと思います。

とりあえず内覧会で見てきたものをひっぐすたんでざっくりまとめた動画がこちら!

新展示「未読の宇宙」

新展示「未読の宇宙」は日本科学未来館の5階、入口から入って右奥に展示されています。

全天球カメラでも撮ってみました。

この360度のスクリーンには、いろいろな波長の光、重力波、ニュートリノのそれぞれで観測された実際のデータが表示されて、まさに360度でマルチメッセンジャー天文学を体感することができます。

個人的には、スーパーカミオカンデのある神岡鉱山の坑道の中の様子が撮影されてるのがすっごくレアだと思いました。

360度のスクリーンの内側にはいろいろな展示があるのですが、そのどれにもスマホのような端末が一緒に置かれています。展示で遊んでいると、そのスマホにノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章さんやIceCubeで研究をしている石原安野さんから連絡が入って、いろいろとお話してくれます。

また今の展示っぽく、AIと宇宙や素粒子についてお話するための端末も用意されています。わからないことがあったらここで聞いてみよう!

新展示「量子コンピュータ・ディスコ」

新展示「量子コンピュータ・ディスコ」は日本科学未来館の3階、入口から入って正面右手に展示されています。

量子コンピュータでディスコ、ちょっと意味がわかりません。だけれど、その言葉の並びだけでちょっとワクワクしてしまいます。入口ではchelmicoでも活躍されてる鈴木真海子さんが作られた「量子コンピュータのうた」が流れていました。

全天球カメラでも撮ってみました。

ここのダンスフロア(!)では、それぞれの端末で量子コンピュータの仕組みを知りながら、威風堂々とか残酷な天使のテーゼとかドラクエの曲とかをミックスしてフロアに流すという体験ができるみたいです。残念ながら体験はしてないんですが、量子コンピュータを体験しながら音楽を流すという体験はとても楽しそう!

その他の写真

新しい展示も元々ある展示もたのしい展示がもりだくさん、ぜひぜひ日本科学未来館に遊びに行ってみてね!今なら「チ。」の特別展もやってるよ!

https://www.miraikan.jst.go.jp

おまけ