わたしたちのまわりのものをどこまでも細かくしていって、これ以上細かくならない!となる物質の最小の単位が素粒子です。

水を細かく見ていくと…
水を細かく見ていくと、最後には素粒子が出てきます

水を細かくすると水の分子が、水の分子を細かくすると酸素原子と水素原子が、酸素原子を細かくすると原子核と電子が、原子核を細かくすると陽子と中性子が、陽子と中性子を細かくするとアップクォークとダウンクォークになります。今のところ、アップクォークとダウンクォークと電子はこれ以上細かくすることはできません。つまりこれが素粒子ということになります。

素粒子の一覧表
素粒子の一覧表、標準模型なんて呼ばれ方をしています

今のところ、知られている素粒子はこの表にあるだけです。そんなに多くないので覚えられそうですね!(覚えなくっていいです)

この表のうち左にある物質粒子は物質を構成するのに使われる素粒子、右にあるゲージ粒子は素粒子どうしをくっつけたり離したりするための素粒子、ヒッグス粒子はちょっと説明のむずかしい特別な素粒子です。

この一覧表、いろいろな描き方をしたものをこの記事で用意していますので、よかったらぜひお使いください。

これだけの数がある素粒子ですが、わたしたちのまわりの物質のほとんどはアップクォークダウンクォーク電子の組み合わせでできています。これだけなら本当に覚えられそうです。