本になりました。
本になりました。
大事なことなので二回言いました。
昨年7月のヒッグスフィーバーの余波で洋泉社様から書籍化のお話を頂いてしまい、勢いに任せて快諾してしまい、約1年だらだらと文章とイラストを書き連ねて、『宇宙までまるわかり!素粒子の世界』なんて本になって、いよいよ来月6月3日に発売の運びとなりました。
いや、いいんでしょうか、ホントに。
内容としましては素粒子物理学の基礎のお話から始まって、宇宙の歴史と素粒子のお話、まだわかっていないこと、そして現在世界各地で行われている素粒子実験のお話、なんていう感じになっています。このブログやALTAS実験ブログで描いた内容も使っていますが、それでは全然分量が足りませんので、ほとんど新しく書き上げています。
上の写真にもあります通り、あいかわらずゆるいイラストばっかりの本です。文章もこんなかんじのゆるいものです。素粒子の可愛さ、実験装置の可愛さが前面に押し出せてればいいなあって思います。
そして帯なのですが、恐れ多くもKavli IPMUの村山斉先生にお願いして書いていただいてしまいました。うひゃあ。「完璧に負けた」なんて言ってもらっちゃって、もう感無量です。うへへ。
そいうわけで、気が向いたら買ってあげてください。どうぞよろしくお願いします。
素粒子はかわいい。素粒子のイラストやマンガを描いています。博士(理学)