アルマ先生が66台のアンテナたちと電波を使って宇宙を眺めているよっていうお話。

アルマ先生と66台のアンテナたち

南米チリ北部、アタカマ砂漠の標高5000mの高原に並ぶ66台のアンテナ群。このたくさんのアンテナで宇宙からの微かな電波を捕まえて観測を行うのが、アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計ことALMA(アルマ)望遠鏡です。
12mのパラボラアンテナ54台と7mのパラボラアンテナ12台の計66台を組み合わせて、1台の巨大な電波望遠鏡として運用しています。その解像度はすばる望遠鏡の約10倍、人間に例えると「視力6000」に相当していて、星や惑星の材料となるチリやガス、生命の材料になるかもしれない物質から出てくる微かな電波を見ることができるのです。

ALMAのwebサイトはこちら。アルマ先生が撮影したすっごい綺麗な天体画像がいっぱいあります。
https://alma-telescope.jp/


このような感じで宇宙を様々な方法で見ようとがんばっている観測装置たちのお話もたくさん載っている「宇宙の歴史と宇宙観測」、ぜひぜひ見てやってくださいませ。